現在中国には約20万人のソーシャルワーカーがいる。国は最近制定した「ソーシャルワーカー人材整備計画」で、2015年までに専業のソーシャルワーカーを200万人にまで増やす方針を打ち出している。まだ180万人足りない計算だ。「新京報」が伝えた。
民生省の担当者・黄勝偉氏は「青少年ソーシャールワークの理論と実践シンポジウム」で「現在中国では専業のソーシャルワークサービスへのニーズが急速に高まっているが、ソーシャルワーカーの人数はわずか20万人と著しく不足している。ソーシャールワークの職場はまだ大規模な整備がなされていない」と説明する。
米国、カナダ、日本などでは専業のソーシャールワーカーの割合が総人口の0.2-0.5%に達している。黄氏は「中国のソーシャルワークはまだスタート段階にある」と率直に指摘する。
「人民網日本語版」2011年11月27日