河南省の第11期人民代表大会・常務委員会は先日の第24回会議で、同省「人口と計画出産条例」の改正を決定した。新条例は公布と同時に施行される。夫婦共に一人っ子の場合、申請・承認を経て第2子を出産できるようにする内容だ。夫婦共に農村部住民で第1子が女児の場合も、同様に申請・承認を経て第2子を出産できる。
夫婦共に一人っ子の場合に第2子の出産を認める政策は、山東省や四川省など27省(直轄市・自治区)が1990年代末に、湖北省、甘粛省、内蒙古自治区も2002年に実施。省レベルでは河南省だけが最後まで残っていた。
「人民網日本語版」2011年11月27日