▽数学は大差なし
中国の学生は以前より数学を得意とすることで有名だが、SATの数学のテストでは平均547点(800点満点)と、米国の学生より30点高いのみにとどまっている。同報告はその主な原因として▽中国の学生は英語の数学用語を把握しきれていない▽SATの数学のテストを受けるに当たりそれほど広い知識を必要とはしないが、より奥深い問題の出題が多い▽SATの数学のテストは中国の高校1年生程度のレベルであるため、中国の学生は数学の分野での優位性を完全に発揮するのは容易でない--- の3つを挙げている。
▽北京の学生がトップの成績
そのほか、同報告によると、北京の学生が平均点1446点とトップに輝き、2位は広東省の1388点、3位上海の1211点と続いた。同3地域の平均点は全国のほかの地域より明らかに高いが、米国の平均点、公式基準よりもいずれも低い。
「人民網日本語版」2011年12月1日