「9・18」歴史博物館の関係者は次のように述べた。来年の初め、木造の屋根や窓枠などの補強工事を行い、さらなる復元工事を行う。工事が順調に進めば、来年後半には50年あまり看板を掲げてきた「北陵映画館」は「瀋陽裁判日本戦犯特別軍事法廷跡地陳列館」に改名される。陳列館の陳列は復元陳列がメーン、歴史陳列がサブになる見込みで、日本が降伏したあとに戦犯が瀋陽で裁かれた前後の様子を主に展示する。
歴史陳列には、文章、図表、写真、史料、文物、音声・映像、マルチメディアなどが主に用いられる。映画館としての放映機能は残し、博物館と映画館の機能を融合させる。陳列館全体の復元工事が終われば、「9・18」歴史博物館の分館として一般に開放される。
「新華網日本語」2011年12月3日