食欲というのは、単純にお腹が空いたかどうかだけでなく、精神状態や状況によっても変わる。例えば、ストレスが溜まっている時、何もすることが無くてヒマな時、本当にお腹が空いていないのにご飯を食べてしまうこともある。しかし、当然ながら太ってしまう。したがって、食べる前に食欲を抑えるというのは、大事なダイエット方法である。
日本の情報サイト「ライフハッカー」はこのほど、簡単に食欲を抑える方法をいくつか紹介した。みなさんも試してみてはいかがだろうか?
1.歯みがきをする。
歯みがきをした直後の口だと食事が美味しく感じられないため、あまりご飯を食べたくなくなる。その状態を利用して、お腹が空いたら歯みがきをする。マウスウォッシュでもOK。驚くべき効果がみられるかも。
2.水やお茶を飲む。
お腹が空いたら、水やお茶を飲む。コーヒーや紅茶など、カフェイン入りの飲み物には食欲を抑える働きもある。ただし、痩せたいなら砂糖は入れてはいけない。
3.運動をする。
有酸素運動もウェイトトレーニングも、一時的に食欲を抑制する効果がある。有酸素運動の方がより効果的だ。食べない上に運動すれば簡単に痩せられそうだが、当然、運動後の食欲は倍増するものなので、くれぐれも食べ過ぎないように注意が必要。
4.気分が悪くなる写真や映像を見る。
お腹がすいたときは、自分がすごく太っていて不細工に写っている写真や、何かの外科手術中の映像など、嫌な気分になるものを見るとよい。
5.食欲が失せるような事をする。
例えば、トイレや排水口の掃除など食欲が失せる事でもいい。また、溜まった書類やDMの整理など精神的に食欲が失せる事でもOK。
6.臭い匂いを嗅ぐ。
トイレ、タバコでも、きつい香水の匂いなど、自分が気持ち悪いと思う匂いなら何でも良い。正直、この方法は非人道的である。
7.低カロリーでお腹に溜まるものを食べる。
どうしても食欲が抑えられない時は、カロリーが低くてお腹に溜まるサラダや水分多めの果物などをしょうがないので食べるとよい。
8.繊維質の多い食材を摂る。
繊維質の多い食材はカロリーが低い上に、便秘を解消してくれる。また、食欲を抑える効果もあるそうだ。野菜やきのこ類などは最良の選択である。
9.ゆっくり食べる。
満腹中枢が働き始めるには、ご飯を食べ始めてから20分ほど掛かると言われている。したがって、食事を始めてから20分以内にお腹いっぱい食べてしまわないこと。ゆっくりと食べるのが苦手な人は、一度に噛む回数を増やしたり、スプーンやフォークのサイズを小さくしてみると良い。
10.十分な睡眠をとる。
睡眠時間が少ないと、肥満を抑制するレプチンというホルモンの値が低下する。血中にレプチンが増えると満腹中枢が刺激され食欲が低下するので、この値が低下すると肥満になりやすくなる。
以上が食欲を抑える10の方法。人の精神力と忍耐力を試すような方法もあれば、簡単な方法もある。ぜひお試しあれ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月13日