来年1月5日に発売される予定の辰年の記念切手のデザインがネットで公表された。
ネットユーザーが「龍が少し凶悪な感じがする」と述べるのに対し、国家郵政局切手印制局編集設計部主任で、有名な切手デザイナーである閻炳武氏は、「今回のデザインは中国で最も伝統的な龍の型を基に、現代の印刷技術を通してゆったりとして威厳のある龍を表現したものだ」と述べている。
今回の辰年記念切手は、何度も干支の記念切手のデザインを手がけてきた陳紹華氏が設計した。龍のデザインは皇帝の衣装の正面に縫ってある正宗金龍からきていて、清代の瑠璃九龍壁のデザインや色彩などを参考にし、中でも一番正面の龍のデザインを基に、正面の角度を選び、ゆったりとして威厳のある龍を表現したとしている。切手は鮮やかな色彩で、高貴で、めでたい雰囲気をかもし出している。
「中国国際放送局日本語部」より2011年12月17日