番組で楊飛氏と手をつなぐ幸せ一杯の佐藤さん |
中国人男性が台所で炊事するなんて、可哀相です。未来の旦那様には絶対家事はさせません」-----。中国で人気のお見合い番組「非誠勿擾(冷やかしお断りの意)」に出演する日本人参加者・佐藤愛さんが、登場するなり言い放ったこの一言で、男性参加者の多くは彼女を「理想のお嫁さん」だと思いこんだ。
24日夜、これまでも大きな注目を浴びてきた佐藤愛さんが、彼女を目当てに応募したという男性参加者の告白を受け入れ、幸せそうに手と手を取り合って舞台を下りた。しかし、多くのネットユーザが彼女のブログに祝福のメッセージが書き込まれていたちょうどその時、彼女は自ら「彼は翌日仕事があるとかで、番組収録後すぐ姿を消しました。それから私達、一度も会うことはありませんでした」と衝撃の事実を明かし、「私をお嫁さんにしてくれる人は、やっぱりいないのかしら」と書いた。この発言にネットユーザは騒然となり、「テレビで見た時のあの感動が一瞬のうちに消え去った」といった感想が寄せられた。
▽番組で楊飛氏と手をつなぐ幸せ一杯の佐藤さん
ネットユーザ「愛を信じる気持ちが戻ってきた」
「非誠勿擾」の24日放送分で、最終的に佐藤愛さんとカップルになった楊飛氏が登場すると、出場女性24人全員が彼を選んだ。司会者の楽嘉氏も楊氏のことを、「誠実で腰が低く、インテリで上品、真面目で、誰もが彼と親しくなりたいと思わずにはいられない男性です」と手放しで褒めた。
楊氏は番組の中で、ある企業管理コンサルティング会社の顧問をしており、仕事での計画性と厳しさには自信があると自己紹介した。また、プライベートでは、親孝行で愛情深く、両親に家を買ってやり、孤児院でボランティア活動に携わっているという。楊氏は番組で佐藤さんに対し、「あなたは善良で、親孝行で、独立心が強く、私の理想とする女性です。あなたに結婚歴があるかどうかは全く気になりません。その時々で自分の感情に素直に向き合い、悔いのない選択をすれば十分です。あなたのことは何もかも承知しています。あなたの子供の父親になります。実を言うと、私は自分に自信がないので、普段は物事を即決することがなかなかできない性質です。でも、今、私は、やっと自分の求める女性を探し当てることができたと自信を持って言えます!あなたに手紙を書きましたが、まだ返事はもらっていません。これは、あなたが私にこの場に来てほしいというサインだと解釈しました。さあ、私とともに歩んでいきましょう!」と告げた。