3歳以下の子供を育てている両親はいずれも、年10日間の育児休暇が取得できることになった。深セン市人民代表大会常務委員会第5期第12次会議で25日、国内初の男女平等法規「深セン経済特別区男女平等促進条例(改正提案稿)」(以下「条例」)の第2回審議が行われた。深セン市は、「両親ダブル育児休業制度」を導入、休業期間も現行の5日から10日に延長されることになった。広州日報が伝えた。
「条例」草案第1回審議で、「男性も3歳以下の子供の育児のために、年間5日までの育児休業を取得することができる」という新しい規定について検討された。
市人民代表大会常務委員会内務司法工作委員会の劉曙光副主任は、「実情から見て、男性にも育児休業を認める以外に、『両親ダブル育児休業制度』を導入することになり、さらに育児休業期間を延長した」と語った。つまり、3歳以下の子供を持つ場合、母親が出産した年に出産休業を取得できるだけではなく、父親と母親ともに、3年間続けて3回の育児休業を取得することが可能となり、子供の成長を見守ることができるようになった。
「人民網日本語版」2011年12月26日