日本のセンター試験でトラブル相次ぐ

日本のセンター試験でトラブル相次ぐ。 センター試験

タグ: 不祥事,大学入試 センター試験

発信時間: 2012-01-17 14:16:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1月8日、東京都内は気温がマイナス1度まで下がった。しかし、文京区の湯島天神には人だかりができていた。ここには日中の学問の神様「菅原道真」と「孔子」が祭られており、今年センター試験をうける学生の親が、「良い成績がとれるように」とお願いに来ていた。

2日間の日程で行われたセンター試験は15日に終了した。14日に行われた「地理歴史」「公民」の試験では、問題冊子の配布ミスが続出、全国58会場の4565人が影響を受けた。これはセンター試験史上、過去最大規模の不祥事となった。 

大学入試センターによると、全国709会場の内、9会場で、配布の遅れをカバーするために一部の受験者に対して試験時間を10分以上延長していたことが判明。静岡県内の2高校を管轄する静岡大の試験会場では、試験時間が48分間延長された。一方、試験時間が延長されない試験会場もあった。 

受験生はこれに対し、「不公平だ」と不満を露わにした。ネット上では、「人の一生がかかる試験でこのような事態が起きるなんて、不公平だ」といった書き込みが相次いだ。 

大学入試センターによると、試験時間が延長された受験生に対しては再試験は行わない方針。ただ、延長措置が取られなかった受験生に対しては、希望があれば再試験を行うとしている。 

日本のセンター試験は1990年に始まった。主に高校段階における学習の把握状況を測ることが目的。現在、すべての国公立大学と一部の私立大学がセンター試験を採用し、大学独自の試験と合わせて、受験生の合否を決定している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月17日

 

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。