中国最大の旅行予約ポータルサイト「携程旅行網」は1月31日、北京-武漢(湖北省)を結ぶ航空チケットを同日から2月29日まで、最大85%オフの160元(約1900円)で発売。西安(陝西省)と結ぶ航空チケットも80%オフの210元(約2500円)と、春節(旧正月、今年は1月23日)の連休も終わり、中国国内の人気路線は軒並み80-90%オフの大幅割引で販売されている。北京のタブロイド紙「京華時報」が報じた。
ほかにも同期間、北京-上海が最大80%オフの230元(約2700円)、北京-寧波(浙江省)が最大80%オフの240元(約2800円)、上海や広州など中国の重要都市から出発する路線もほぼ80-90%オフと、各路線の航空チケットが格安で販売されている。大幅割引が実施されている路線は主に観光地に向かう路線であるため、同サイトの専門家は▽春節の帰省ラッシュ、帰省先からのUターンラッシュはピークを過ぎた▽春節後、海南省や雲南省昆明市、黒竜江省ハルビン市など人気観光地に旅行へ向かう観光客が減少した--などの原因から、激安チケットが大量に販売されていると分析している。一方、青島市、大連市、西安市などはもともとこの時期はシーズンオフという。そのため、専門家らは、航空チケットの値段も手ごろで、各観光地も混雑することがないため、今は旅行には絶好の時期としている。ただ、激安チケットも数に限りがあり、値段もすぐにまた変化することが考えられるため、旅行を計画している場合はなるべく早く予約する必要がある。
「人民網日本語版」2012年2月1日