生活用品が家にもガレージにもいっぱい
米国のナショナル・ジオグラフィックチャンネルは、7日夜9時の番組で、米国民が「世界の終末」を心配している様子を報道した。
2月8日、英紙・デイリーメールは、米国のナショナル・ジオグラフィックチャンネルが行った最新調査を発表した。米国民で「世界の終末」が来ることを心配する人が増えて始めているという。高価なシェルターを購入したり、大量に缶詰の食料を保存したり、弾丸を購入したり、中には、家族や子どもにまでAK-47などの銃の訓練をする人まで現れている。
アリゾナ州の退役軍人であるティムさん(Tim Ralston)は、プロの「終末準備屋」だ。彼のガレージには食料が溢れ、浄水器、武器や生活必需品を積んだキャンピングカーもある。災難が起こったら、直ぐに車で批難できるという。
彼は、毎週2人の子どもをつれて、砂漠地帯へ行き、AK-47を使えるように射撃訓練をしている。「神様が地球に君を遣わせた意味を知っているか?それは私に言わせれば、家族を守ること、そして他の人を助けるためだ。」また、電磁波や太陽の黒点は地球のエネルギーを奪うので、家族のためにシェルターを用意しているという。「生命保険に金を使う人は多いが、私は命のために保険をかけているんだ。」
ナショナル・ジオグラフィックチャンネルが1000人の米国人を対象に行った調査では、61%が今後、20年以内に災害が起こり、そのための準備をするべきだと考えている。不動産会社のマネージャーであるロバートは (Robert Vicino)豪華なシェルターを作って莫大な収益を上げた。かれは、冷戦期のシェルターを高級避難所にリノベーションして売り出している。すでにかなりの数が購入済みだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月10日