「果物兄ちゃん」の創業の秘訣
陳威さんは法律を学んだ大学生で、2006年に卒業した後は創業の道を歩んできた。マージャン店を開いて儲けた後、台北路で子供向け衣料品店や女性向け衣料品店を開き、徐々に商売を拡大してきた。ベンツは昨年買ったものだ。昨年末には台北一路でもう1店舗を手に入れ、高級果物店を開くアイデアを思いついた。
果物店を始めたばかりのころはあまり順調ではなく、陳さんはマクドナルドの配達業務にヒントを得て配達業務を行おうと考えた。自分の持ってるのはベンツしかなかたったため、配達時に友人に撮影されてマイクロブログで公開されると、自分もマイクロブログを使って受注してみようと思いついた。「こんなに人気を集めるとは思わなかった。」陳さんによると、評判になってからは注文も増えたが、ベンツで配達したりマイクロブログで受注するのは重要ではなく、果物の品質がよく、味が美味しいことこそ重要だ。
陳さんは品質を保証するため、店の果物は全て優れたサプライヤーから特別に仕入れている。毎日早朝5時に起きて仕入れを行い、質の悪い果物を選別する。マイクロブログは同時に顧客向けのアフターサービスのツールともなる。「ドリアンは食べごろまでどのぐらい置いておけばよいか、サクランボはどう保存するのがよいか…。」店のマイクロブログは全て自分が書いた記事で、徐々に評判を集めてきたという。
「人民網日本語版」2012年2月16日