来月から段階的な実施が予定されている中国本土と香港の自家用車相互乗り入れについて、香港特別行政区政府はこのほど、計画の詳細を発表。基準を満たした香港側の自家用車の所有者は3月末から、運輸局に臨時ナンバーの申請をすれば、隣接する広東省の各地を車で訪問することができるようになるとした。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。
試験の第1段階である今回、臨時ナンバーは1日50枚支給される予定で、取得者は4月27日より、出入国検査場・「深セン湾口岸」を通過して、一回限り広東省を訪問できる。1回の滞在期間は7日以内。一方、中国本土側から香港への乗り入れ実施が開始される、第2段階の時期に関して、香港運輸局の黎以徳局長は「未定」としている。
「人民網日本語版」2012年2月20日