国家マラソンチームは養鶏場を開き、チームのキャプテンや監督ら自らが「養鶏専門家」になった。これは冗談ではない。ここ数年、スポーツ競技でドーピング違反が相次いでおり、その多くは選手が禁止成分を含む薬物あるいは食品を誤って口にしたことが原因である。五輪の年になり、飲食の安全を維持するため、各競技種目の国家代表チームはそれぞれの腕前を発揮している。麗江で訓練中の国家マラソンチームの選手は、ニワトリを養殖するほか、遠いところから自然に育てられた魚と牛肉を買っている。
天津柔道チームは養豚
実は、自らの手で養殖するスポーツチームは国家マラソンチームが初めてではない。天津柔道チームは、柔道練習場と食堂の間にあった練習施設の倉庫を利用して20頭のブタを養殖している。練習が終わった選手たちは、休憩がてらえさをやりにここに来る。
体操チームは選手の外食を禁止
北京国家体育総局訓練局の体操室で行われた集会によると、オリンピックで予想外の出来事を防ぐため、国家体操チームの選手たちは外食を禁止されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月23日