南京市、南京大虐殺生存者口述歴史分会設立へ

南京市、南京大虐殺生存者口述歴史分会設立へ。 南京市、南京大虐殺生存者口述歴史分会設立へ

タグ: 南京、南京大虐殺 生存者 口述歴史

発信時間: 2012-02-23 11:26:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2月22日、江蘇省社会科学連合会副主席、江蘇省歴史学会会長、揚州大学副学長の周新国教授は、中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞記念館で「口述歴史研究についてのいくつかの問題」と題して学術報告を行った。これは記念館の2012年「歴史と未来」公益文化教室の第一回講義である。報告会によると、現在、南京大虐殺の生存者は200人しかおらず、しかも平均年齢が80歳を超えたことをうけ、口述で歴史を保存するのは非常に難しい。そのため、侵略日本軍南京大虐殺歴史研究会は、口述歴史分会を設立する準備をし、歴史資料を保護することにした。 

生存者は日本軍が侵略し、南京大虐殺を行った歴史事実を目撃した「生き証人」である。しかし、時間の経過に従い、ここ数年で多くの人が亡くなり、現在ではたった200人余りしか残っておらず、平均年齢も80歳を超えた。これを歴史学者は懸念に思っているという。緊急救助的に「生き証人」を保存することがますます切実に必要だと研究者は感じている。記念館館長によると、これまで記念館では、生存者の録音、動画、拇印、足跡などを残し、彼らの証言も出版している。150余りの歴史証人証言について、司法公証を行っているが、依然として不足している。 

この情況に直面し、南京大虐殺生存者口述歴史分会の設立の必要性は十分にある。口述歴史分会は設立後、専門に専門家グループを編成し、国際口述歴史の規範や基準にのっとり、生存者の口述資料に緊急的な整理を行う予定だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月23日

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