中国の凌孜・全国政治協商会議(全国政協)委員(中国孔子学会副会長)はこのほど、幼稚園・小学校は子どもの学習の伸び盛りの年齢であり、母国語と中国伝統文化を教えるべきで、外国語学習は中学進学後に始めるべきだと提言した。北京紙「京華時報」が伝えた。
中国メディアの6日の報道によると、凌委員は孔子学会の副会長として、以前から儒家文化の継承、とりわけ青少年教育に関心を寄せている。凌委員は「幼稚園・小学校で現在外国語を教育しているのを疑問視する。子どもにとって伸び盛りの年齢には、母国語と伝統文化を教えるべきで、外国語教育に急ぐ必要はない。母国語学習がおろそかで外国語を学ぶのは、教育手法として誤り」と述べたという。
「人民網日本語版」2012年3月8日