最近、日本の華字紙・新華僑報のサイトに「日本の最も上品な場所:トイレ」と題した記事が掲載された。
筆者は日本の建物の中で、最も上品な場合はトイレであると思ったという。東京のホテルから、九州の農村まで、日本でさまざまなトイレに行ったが、一つとして例外なくすべてよく掃除され、実用的で心地よかった。
都市のトイレは、施設が完璧で2つのトイレットペーパーホルダーが配備され、トイレットペーパーがなくなる前に直ちに補充される。使用前に、流水装置には水の音を出すプログラムがついており、排泄する時の音を隠せる。農村のトイレは、施設が簡素でも、場所の選択がよく考えられており、風通しがよい静かで見つけやすい日の当たる所に建てられ、構造は現地で原材料を調達できる日本式建物で、巧みに屋上で回収した雨水を利用し床と便器を洗えるようになっている。木の葉が木製の便器に散っているのを見ると、使用時、清らかで静かだと感じる。ある日本の家庭を訪問した時、そのトイレは狭くて1人しか入れないほどだが、機能はよく揃っており、さらに省エネ面も公共トイレより優れている。例えば、水タンクを洗面所の下に配置してあり、手を洗った後の水を循環して便器を洗い流すときに使うことができる。ドアを閉めると、自動的で電源が切れるなどだ。