▽中国語を身につけて競争力アップ
中国語学習ブームの裏には、今後の世界経済の行方を決定する力を中国が持っていると考える英国人がますます増えている事実がある。この番組の制作を担当したプロデューサーも、「子供が中国語をマスターすることで、大人になってから世界により良く適応することができて、ビジネス競争に身を投じても勝ち残る可能性が高い」とコメントしている。
米国の著名投資銀行ゴールドマン・サックスは、中国が2027年頃には米国に代わり世界経済を主導すると予測している。このような見解も、中国語に精通することが自分にとって強力な武器となると考える英国人を増やしている。英国内では昔から、多くの高校がフランス語、ドイツ、フランス語の授業を行ってきたが、現在では、卒業試験科目のひとつに中国語を取り入れ始めている。
ウィットマン博士は、「フランス語、ドイツ語、スペイン語などの欧米言語を習得しても、今はあまり役に立たない。せいぜい旅行する時くらいだろう。ビジネスの世界では、中国語を習得しておく方がよほど実用的だ」との見方を示した。
「人民網日本語版」2012年3月13日