第4版 石炭運搬と耕作 発行時期:1949年12月23日から1955年5月10日 |
高額額面紙幣の発行の是非が今年の「両会」での議題の一つとなったが、中央銀行の胡暁煉副行長は「短期的に500元や1000元といった高額額面紙幣を発行する計画はない」と表明している。
国共内戦時期のインフレの影響により、建国当初は人民元の価値が非常に低かった。そのため最初の人民元には500元、1000元、5000元、1万元、5万元という額面の人民元がある。当時の人民元と米ドルとのレートは1ドル4万2000人民元だった(1950年3月の記録)。
60年が過ぎ、昔の高額紙幣で世に残っているものは少なくなった。特に500元札の第6版(瞻徳城)、1000元の第4版(石炭運搬と耕作)は最も貴重な紙幣と言われ、市場では最高で10万元で取引されている。
「人民網日本語版」2012年3月27日