インド紙「エコノミック・タイムズ」の報道によると、インド科学環境センター(CSE)は、マクドナルド、ケンタッキー、ペプシコーラ、ネスカフェ等の有名ブランドの製品に対して、検査を実施した。法制晩報が報じた。
検査結果によると、これらの人気の高い「ジャンクフード」には、大量のトランス脂肪酸、食塩、糖分が含まれており、企業側の宣伝による含有量を大幅に上回っているという。消費者の健康に悪影響をもたらすと同時に、誤解を招いていると指摘された。
報道によると、フライドポテトとハンバーガーを1人分摂取するだけで、1日に必要とされる脂肪を摂取することになり、食塩と糖分も1日の上限値にほぼ達する。これらの食品は、肥満や糖尿病等の原因となる。
マクドナルド米国本社の広報担当者は本誌の取材に対し、「当社はインドと中国で、トランス脂肪酸を含まないパームオイルを使用している。同検査結果の信ぴょう性は低い」とコメントした。
マクドナルドは現在、自社による検査結果と完全に異なっているため、上記検査を注視している。ペプシコーラの広報担当者も、上記結果を否定した。
「人民網日本語版」2012年4月5日