外国産粉ミルク価格が高騰している。ミード・ジョンソンとネスカフェの大手2社は今月より、粉ミルク価格を引き上げる構えだ。ミード・ジョンソンは13%、ネスカフェは10%の調整を予定している。昨年末より、アボット・ラボラトリーズとワイスは、包装の変更もしくは直接的な値上げにより、粉ミルク価格を約10%切り上げた。中国広播網が報じた。
ネスカフェ中国区の広報担当者の何庶緖≠ヘ、「4月に約5%引き上げる」と表明し、その理由について、「原材料価格および人件費の高騰が原因」と語った。
また一部の外国メーカーは、粉ミルク価格引き上げの理由を、関税のためとしている。今年3月1日より、ニュージーランド産粉ミルクの関税が5.8%から10%に戻された。
「人民網日本語版」2012年4月6日