「我が家の犬は、性格が活発で明るいだけではなく、買物まで手伝ってくれるのです」-----。中国湖北省武漢市に住む夏さん(女性)は、愛犬の話になると、ついつい自慢し、褒めてしまう。武漢晩報が伝えた。
11日午前、一匹の茶色い犬が、野菜市場の道を小走りに駆けていた。口には胡瓜やナスなどの野菜が入ったポリ袋をくわえていた。
この茶色の犬の主人である夏さんによると、この犬は「帥多」という名前で、今年3歳になるという。夏さんが買物に出掛ける時はいつも一緒について来る。「帥多」はだんだんと、主人の優秀な助手として働くようになった。夏さんが買物をすませると、「帥多」はみずから買物袋を口にくわえ、自宅まで運ぶ。夏さんは犬の後からのんびり歩いて帰るだけ、時には犬を追いぬいてしまいそうになるという。
「(買った物を自分で持とうとしても)全くすきを与えてくれません」と夏さん。買物袋の中に骨や肉が入っていたとしても、利口な「帥多」は盗み食いをすることはない。買った物をちゃんと家まで運んでから「ご褒美」をもらうそうだ。
「人民網日本語版」2012年4月13日