最近、国家外国専門家局は2011年外国人人材にとって最も魅力ある中国の都市のトップ10を発表した。北京がトップで、これに続き上海、天津などの都市が入選した。生活環境などの18の指標で北京が13でトップを獲得した。
今回の選出について、関係部門は外国人の人材のべ18.26万人に対し、中国国内の353の都市で投票を行った。関係部門責任者によると、北京、上海は外国人に対する吸引力で絶対的な優位にあり、2つの都市の得点はほかの入選した8都市の総得点と同じほどだという。100点制で計算すると、北京は2番目の上海より15.3点高く、3番目より60点あまり上回っている。
紹介によると、18の基準の中でも、外国人人材が最も重視しているのは生活環境だ。20の候補都市の中で、10の都市の最低点が生活環境満足度に現れている。その外、多くの外国人人材は子どもの教育環境の満足度が低かった。外国人人材と外国人専門家はまた、候補都市の交通、環境汚染と仕事環境などの面で評価と提案を提議している。
中国の総合的な国力が向上するに従い、中国を訪れて起業し、中国の発展に注目する外国人人材と外国人専門家がどんどん増加している。統計によると、中国に定住する外国人人数は2010年、60万人に迫っている。今後10年以内に、中国は国際的な人材獲得競争で優位を確立し、国際的な一流の人材に対する中国での起業への誘致策で、世界の人材立国に名を連ねるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月16日