カナダ統計局が12日に発表した、カナダ市民権・移民省「四半期管理資料報告」(QADR)によると、2011年の中国人留学生数がその他の外国人留学生数を大幅に上回り、かつ依然として増加傾向にある。世界日報が報じた。
カナダ統計局が発表したデータによると、2011年の留学生数は計9万8378人で、2010年の9万5236人と同水準を維持した。しかし中国人留学生数が大幅増し、2010年の1万7718人から2011年の2万1812人に増加し、留学生数で首位を維持した。2位は1万1988人のインド、3位は8175人の韓国となった。
2011年の小中高の留学生数は2万1161人、大学の留学生数は約4万人に達した。その他の専門学校・大学院の留学生数は約2万5000人で、男子が女子を約1万人上回り、これまでと比較してほぼ変化なしとなった。
2011年の留学生数は2010年と比較して、韓国が約2300人減、サウジアラビアが約2200人減となったが、その他の国家の増減数は数百人以内に収まった。ゆえに中国人留学生数が1年間で約4100人増となったことが注目を集めており、2011年の留学生数増加に大きく貢献したと言える。
「人民網日本語版」2012年4月18日