昨年5月に浙江省杭州市の水族館「杭州極地海洋公園」に迎えられた日本のイルカ6頭が今月24日、初めて観客との対面を果たした。地元夕刊紙「銭江晩報」が伝えた。
6頭は音楽のリズムに乗って、楽しそうに調教師と舞台に登場。3カ月の訓練を経て習得した6頭同時ジャンプを披露した。6頭によるイルカショーは、同省では初めて。同6頭は今月28日から来月3日まで同市で開催される第8回中国国際アニメフェアにも出演する。
昨年5月17日、日本の幼年のイルカ6頭が同水族館に到着した。震災後、同省が日本から迎えた初の海洋生物で、到着後は1カ月間隔離して検疫が行われた。その後、中国語の合図を聞き取る練習や同時ジャンプの訓練などが行われ、到着から約1年後の同日、晴れて舞台デビューを果たした。
「人民網日本語版」2012年4月25日