写真は7日、北京煙袋斜街のある商店で陶器の人形を選ぶ観光客。同店向いで行われている「旧房改造」(古い建築物の改築)プロジェクトの施工現場の様子がショーウィンドウに反射して見える。煙袋斜街は北京最古の商業街で、「中国歴史文化名街」にも選ばれている。元の時代に生まれ、明の時代に町になり、清の時代と中華民国の時期に最も賑わった。21世紀に入ってから北京は煙袋斜街の改築整備を始め、北京の昔ながらの青レンガと灰色の瓦という容貌を再現している。また2011年から北京では都市部の耐震設計基準に合わない全ての住宅について、評価後に耐震性構造の改造あるいは撤去を行うこととしており、対象となる建築物は4千平方メートル以上と新中国成立以来、全国で最大規模の「旧房改造」(古い建築物の改築)プロジェクトとなる。煙袋斜街も同プロジェクトの対象となっている。「中国新聞網」が伝えた。
「人民網日本語版」2012年5月8日