7日午後、南京中華門の上でモーターショーの準備をするスタッフ。 |
関係筋によると、このフェラーリは600万元(約7200万円)相当のニューモデルだという。現場にいた多くの市民らからは、「超高級車なら600年の歴史を誇る城壁の上で好き勝手に走ってもいいというのか」と不信感をあらわにする声が上がっていた。
この「ドリフトショー」がメディアによって報道されると、南京市秦準区観光局は7日午後、主催者に対して、「モーターショーに関する全てのイベントを中止するように」との命令を下した。また、同市の文化物監察チームも7日夜、現場の調査に乗り出し、城壁に一定の損傷をもたらしたと断定。「南京城壁管理保護方法」の関連規定に違反しているため、「関連の部門や個人に対して今後責任を追及する」としている。
「人民網日本語版」2012年5月8日