「物乞いとポテトを食べる米国の若者」ネットで人気

「物乞いとポテトを食べる米国の若者」ネットで人気。 「物乞いとポテトを食べる米国の若者」ネットで人気

タグ: 物乞い,米国人

発信時間: 2012-05-08 16:46:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 「物乞いをしている彼らは、恵まれない家庭に育ったのかもしれない。あるいは、大人になってから道を踏み外したのかもしれない。いずれにせよ、彼らの今の生活は苦難に満ちており、僕らが彼らを助けない理由はない」-----。こう語るのは、身長180センチと背が高く髭を生やした、1980年代生まれの米国人青年ジェイソン・ルーズ(中国名、陸爾森)さんだ。中国之声「新聞縦横」が伝えた。

 ルーズさんは2日前、南京になるファストフード店の入り口に年老いた乞食がいるのを見た。ルーズさんは、フライドポテト2個を買い求め、その老女とお喋りしながら一緒に食べた。意外にも、この様子がビデオに収められ、インターネットにアップされた。この米国人青年はネット上でいきなり人気者となり、多くの中国人が彼に感動した。「中国の物乞いは、ほとんどがペテン師だ」と指摘する人もいる。しかし、ルーズさんは苦笑いしながら、「彼女が本当に詐欺師だったとしたら、やはり間違いなく可哀相な人だ。僕は出来る限り彼女のために何かしてあげたい」と話した。排水工事の仕事をしたことがあるルーズさんは、物乞いの汚い身なりなど全く気にせず、「心が綺麗ならそれで良い」と思っている。

 米国から来たルーズさんは、「人間の性は善である」という言葉を知らないかもしれない。しかし、美しい心の持ち主である彼は、物乞いの老女がペテン師ではないと一貫して信じ、自分ができる範囲で彼女の役に立ちたいと願っていた。一部の人の無理解に対しても、善意に満ちたこの米国人青年は笑ってやり過ごし、自分は愛に根差した慈善行為を行うという初心を決して忘れないと言い続けている。私たちに「美徳の心」が不足している訳ではない。他人から非難や嘲笑を受けても、美徳を守り理想を実行に移す不動の心と勇気が不足しているのだ。


 「人民網日本語版」2012年5月8日

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