日本でここ数年「男装の麗人」ブームが起こっている。女性はもっとかっこよく、メンズライクに見られたいらしいが、この女性の男装は、70%の日本人男性が不満を表明している。自分の地位が威嚇されているような気分になるという。
「男装の麗人」のサービスが流行
「女にも男の子になりたい瞬間がある」。これは男装ファッション誌「KERA BOKU」の表紙のタイトルだ。昨年創刊されたこの雑誌は、世界初の女性向け男装ファッション紹介出版物といわれている。女性にどのように装えば、男らしいかっこよさを保ちながら、女性のかわいらしさを失わないかを教えている。「KERA BOKU」の販売好調は、日本人女性の男性化の勢いの表れであり、日本はすでに男装の麗人の時代に入っていると知らせている。
この雑誌のモデルや読者は全部女性で、メインモデルのAKIRAさんは「男装の格好いい女性」といわれている。
AKIRAさんいわく、今の男性は男性らしさにますます欠ける一方だ。一緒に食事しても1円まで女性と割り勘にする男性もいるほどだ。女性をエスコートする方法を知らず、レディーファーストの意識をもたない男性が増え続けている。彼女が男装することで女性たちは笑顔を見せてくれるという。AKIRAさんには多くのファンが付いており、そのほとんどが若い女性だ。自分は男装女性は男性よりも女性に優しいし、男装する女性と話していると、男性と女性のものの見方がよく理解できると語った。
7割の男性が反対
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月9日