14日午後2時半ごろ、華山のロープウェイに乗っていた乗客がマイクロブログに助けを求める書き込みを発表した。不安定な電圧が原因で華山風景区のロープウェイシステムが6分間停止し、多くの乗客が空中で足止めされる事態となった。
華山三特ロープウェイ有限公司の事務室主任の蘆鵬程主任によると、午後2時30分ごろ、同社の安全設備検査担当者がコンピュータの検査システムを通じて風景区の電圧が不安定で電力が不十分なため、ロープウェイが自動的に6分間停止したことを発見した。この現象は正常な現象だという。システムが停車と検査を要求したため、担当者は発電機を起動してロープウェイのための十分な電圧を確保した後、運行を再開した。車内では乗客に対して落ち着くようにというアナウンスがされた。
その後客車33両と乗客40人は出発点まで無事戻り、同社関係者が乗客に謝罪すると同時に乗客の精神状態のケアを行い、またロープウェイの全面的な検査を行った。乗客40人の多くが事件発生時に極度の恐怖と不安を感じ、無事に戻った後も気持ちが落ち着かないと述べている。写真はインターネットから。「華商報」が伝えた。
「人民網日本語版」2012年5月15日