「親切」「人助けが好き」「明るい」は、多くの観光客にとって「最高の観光地」の国民の理想的な性格である。しかし、このほど実施された調査で、一部の観光大国は「観光客に無礼な国」ランキングの上位に入った。
ドイツメディアの15日の報道によると、世界的に有名な旅行予約サイトはこのほど、世界の1200人の観光客を対象に調査を行った。その結果、19.29%の外国人観光客が「フランスは最も観光客に無礼な国」と見ている。「ワイン」と「ロマンチックな愛」のイメージがあるこの国は、観光客に対して非常に「無作法」とされた。
「世界最大の国」ロシアは16.56%で2位になり、ロシア人は外国人観光客に対して現地の天気のように「寒い」と評価された。3位は今年のオリンピック開催国のイギリスで、「国民は酒とサッカーにしか興味がない」と、10.43%の観光客がイギリス人は「冷たい」と感じている。4位はドイツで、回答者の9.93%が「ドイツには観光大国の質が欠け、国民が親切ではない」と批評した。
観光大国に向けて発展している「新興超大国」中国は、「この文明古国は外国人観光客に不親切」とされ、5位だった。6位から9位は順に米国、スペイン、ポーランドとイタリア、トルコで、インドとスイスは10位で並んだ。記事はまた、世界にはブラジル、フィリピン、タイのような楽しく幸せな様子で外国人観光客を迎える国もあるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月16日