中国教育部が5日に公表した情報によると、2012年全国普通大学の志願者数が、昨年比2%減の915万人となった。全国平均合格率は75%に達し、昨年から約3ポイント増となった。中国の大学入学志願者数は年々減少を続けており、平均合格率が向上している。新華網が伝えた。
統計によると、2011年の全国普通大学志願者数は約933万人、全国平均合格率は72.3%だった。2010年の志願者数は957万人、全国平均合格率は68.7%だった。
今年は全国の志願者数が減少する中、12省・自治区・直轄市の志願者数が昨年より増加し、うち半数が中国西部地区となった。全国の大学は、685万人の募集を計画している。
中国教育部の関係者は、「今年の大学入試では、7300の試験地区、31万カ所の試験会場を設ける。16の省が引き続き独自に試験問題を作成する」と述べた。
2012年の大学入試は、6月7-8日に実施される。
「人民網日本語版」2012年6月6日