「お昼には1元で食堂の生卵を買って車の中に置いておけば、退社するころにはすっかり加熱されている。アフタヌーンティーにはつきもののゆで卵が、環境に優しく省エネで作れるし、お湯で茹でるより柔らかい。」あるインターネット利用者が発表した写真つきのこのマイクロブログ記事が話題を呼び、多くの人が実際に同じような「実験」を行っている。「実験」に成功した利用者は「これから出勤の時には生卵を持って出かけて車においておけば、退社後に渋滞に巻き込まれても卵を食べて空腹を紛らわせることができる」と話す。
自動車内の高温で加熱した卵は食べることができるのだろうか。瑞安市人民医院栄養科の戴福仁主任によると、夏の自動車内部は高温になるものの100℃に達することはない。卵の表面は熟したように見えても、細菌は100℃にならないと完全に死滅することはない。車内で加熱した卵を食べたらお腹を壊す可能性があるため、食用しないほうがよいと提言している。「揚子晩報」が伝えた。
「人民網日本語版」2012年7月11日