中国と日本 女子大生の「大学」に対する見方の違い

中国と日本 女子大生の「大学」に対する見方の違い。 最近、発表された「中国人女性と日本人女性の一生」という文章は、生き生きとしたおもしろい文体でネットで人気を集めている…

タグ: 日本人,女性,大学,女子学生

発信時間: 2012-07-23 14:08:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本東京大学

最近、発表された「中国人女性と日本人女性の一生」という文章は、生き生きとしたおもしろい文体でネットで人気を集めている。この文章では中国人女性と日本人女性の人生のさまざまな段階のおける異なる選択を比較し、20歳から30歳までの女性を比較している。作者は日本人女性は生活を楽しむことに熱中するが、大部分の中国人女性は試験と就職に関心があるとまとめている。 

中国国家統計局が2011年4月28日に発表した「2010年第6回全国国勢調査の主要データの官報(第1号)」の統計によると、中国大陸の31の省、自治区、市と現役軍人の人口において、男性の人口は総人口の51.27%、しかし女性は8.73%である。しかし、中国の大学における男性と女性の比率は、総人口の性別の比率とは明らかな反対で、中国の大学では女性が多く男性が少ない現象は、外国語専門の大学や師範大学から、だんだんと総合性大学にも及び、更に理工系の専門を主とする大学でも女性の比率が高まっている。たとえば臨床医学のような男性学生が優位を占める専門でも、女性は「絶対的な劣勢」から「やや優位」にまで伸びてきている。 

分析によると、同年代の女子学生は男子学生より心理年齢の発育がやや早く、学習の能力がさらに高い。同時に、中国の女子学生は一般的にまじめに勉強する。最近、より多くの女子大生は就職の圧力から逃げるため、最終的にしがたなくもっと高い学歴を求めて、ストレスを緩和する方法にしている。これは中国の大学で「女性優勢男性劣勢」の重要な原因の1つである。 

しかし、人口で女性が大きい割合を占める日本では情況は違う。日本の文部科学省が最新に発表した「2011年日本高等教育情況報告」によると、大学院生及びそれ以上の課程を履修する学生では女性の比率がすでに11%の至上最低に下がっている。今、日本で第一といわれる東京大学でも、本科生の人数は14333人のうち、たった2016人が女性で学生全体の14.09%を占めている。東京大学の男性に対して女性は「珍しい宝物」である。統計によると、女性が一番多い教育学部でも、比率は40.1%を超えない。工学学部の女性ではたった9.4%である。 

日本社会の中では、女性の就職はもともと難しく「男性は外で働き、女性は家を守る」伝統がここ数年で変わることがあるけれども、依然として人々の心の中に根強い観念となっている。日本では保育産業が発達しておらず、職場でよい成績を取っていた女性も通常3年から5年で辞職して家に戻り専業主婦になる。まして、日本社会全体にあまり知性のある女性を尊ぶ雰囲気がなく、女子学生の中でも「醜い人だけ東大に行く」と言う言い方が広く伝わっている。味気ない学術を研究することより、大部分の日本人女子学生はよい妻になることに興味を持っている。北海道大学の佐伯浩学長は2011年に「北京師範大学と北海道大学の交流デー」イベントに参加した時、「日本の大学では女性は少ないが、女性留学生は優位を占める」と言い、女子留学生を惹きつけた。 

毎年、大勢の外国人女子留学生が日本の大学に入らなければ、日本の大学は「お寺」になってしまう。これを背景として、日本メディアは一部分の中国男性留学生が大学で「相手を探す」ことに対し、大学では少数の女子学生が日本人男子学生の中から「奪い去られている」と意見している。これは言う意味がないことだ。一番重要なのは、今、大学の女子学生の人数を増加することに努力することだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月23日

 

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