日本の期待の星、競泳の北島康介敗れる!英雄の悲哀

日本の期待の星、競泳の北島康介敗れる!英雄の悲哀。

タグ: オリンピック,競泳平泳ぎ,北島康介

発信時間: 2012-07-30 10:19:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北島康介選手(資料写真)

オリンピックの競泳平泳ぎ100メートル、200メートルで2冠に輝いていた29歳の北島康介選手は今回のオリンピックで三冠連覇の夢をもっていたが、初戦の100メートル平泳ぎで年齢と身体能力のやるせなさを実感する結果となった。

北島選手は、29日ロンドン五輪の競泳平泳ぎで59秒79という成績で第5位に終わった。後世畏るべしといわれる南アフリカの主将で24歳のキャメロン・ファンデルバーグが58秒46という驚くべき成績で世界記録を樹立、天下に100メートル平泳ぎの新チャンピオン誕生を知らしめた。

これまでオリンピックで成績を上げなかったことがない北島は非常に落ち込み、「残念な気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の最高の泳ぎができなかったし、この最高レベルの大会で自分のすべての能力を出し切れなかった。けれど、現在の自分にはこうするしかなかった。」と語った。

彼が続いて話したことはさらに嘆かわしいものだった。「ここ3日間はいろんなことを考えた。泳ぐときにも自分に対して迷いがあった。これが残念だ。今の自分には十分に自信が持てる技術がないので、心から行けると思い切ることができなかった。両足のコンディションが悪くないときは、腕が上手くいかなかった。」

「自分の本来の目標は、日本国内選手権大会で成績だった。今日この成績が出せれば、表彰台に上ることができただろう。しかし、今日金メダルを取った58秒4という成績は、自分には無理だ。できないとはいいたくないが、実際はそうだ。今の自分にはその能力がない。自分の最高の記録は58秒9で、残念ながら今日はその成績は出せなかった。」

これまで輝かし記録を残してきた北島選手が表彰台と無縁に終わったことはなんとも寂しい。2002年の韓国プサンのアジア大会で平泳ぎ200メートルで世界記録を打ち立ててから、彼は男子平泳ぎの王者の地位を確立してきた。2003年のバルセロナ世界選手権では、100メートル平泳ぎの世界記録を樹立、2004年のアテネ五輪、2008年北京五輪では100メートルと200メートルで平泳ぎの金メダルを獲得した。

北京五輪以降、北島はひとたび姿を消したが、2010年4月に再び活躍し始めた。北島選手いわく「おおいに努力して、戻ってくるプロセスをたのしんだ」といっていた。だが、2010年の広州アジア大会では成績を残せなかった。しかし、2011年には上海世界選手権では200メートル平泳ぎで銀メダルに輝いた。

しかしまだ戦っていない200メートル平泳ぎで北島は少し自信を見せるものの、やはり気力が足りないことは明らかだ。彼は「まだ200メートルで金メダルを取れるチャンスがある。これもハイレベルな戦いになるだろう。真剣に200メートルの試合に取り組みたい。」といっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月30日

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