「第12回海外僑界ハイレベル人材国家奉仕活動」が今月29日から8月1日まで、北京で開催されている。同活動には海外の専門家・学者30人が50項目以上のハイテクプロジェクトを携え、北京に集まった。中国華僑連合会の王永楽副主席と李昭玲主席は、来場した専門家に対し、「北京市の経済社会発展に貢献した」として感謝の意を表した。また、「各レベルの華僑連合会は、在外中国人が、北京で国家発展のために能力を発揮してくれるよう、これまでにも増して誠心誠意力を尽くす所存だ」と表明した。人民日報海外版が報じた。
中国華僑連合会と北京市華僑連合会の共同主催による「海外僑界ハイレベル人材国家奉仕活動」の開催は、今回で12回目となる。これまでに、50以上の国家・地域から延べ600人以上の在外中国人ハイレベル人材が参加、このうち40人あまりが北京で活躍しており、50以上のハイテクプロジェクトが北京で始動し、投資総額は数十億元に上る。
今回の「為国服務(在外中国人が国家のために奉仕する)」団のメンバーは、米国、日本、カナダ、オーストラリア、ドイツ各国から集まった。80%以上が博士号取得者で、主にハイテク研究・普及関連業務に従事している。彼らが持ち込んだハイテクプロジェクトは、科学技術、医療、ソフトウェア開発、融資・信用貸付、現代企業マネジメント、低炭素・環境保護・省エネルギー、農業新技術など各分野をカバーしている。
「人民網日本語版」2012年7月31日