2012年度の「大学生西部ボランティアサービス計画」、「優秀大学生西部前線貢献計画」、「中国青年ボランティア研究生支教団」の西部出発式が、7月31日に北京人民大会堂で開催された。大学卒業生らが西部地区に赴き、ボランティアや日常業務に従事する。人民日報が伝えた。
今年は計1万7000人の大学卒業生が、中西部地区で1-3年間のボランティアを実施する。このうち846人の「中国青年ボランティア研究生支教団」のメンバーは、中西部の貧困地区で1年間働く。年初、中国共産主義青年団中央委員会は「985プロジェクト」、「211プロジェクト」の指定校を対象に、「優秀大学生西部前線貢献計画」を実施した。生徒の募集、選抜、就職先との連絡等による一連の業務を通じ、全国重点高等学校の429人の学生が入選した。これらの学生もまた、西部各省の下部組織で勤務することになる。
2003年より、中国共産主義青年団中央委員会、中国教育部、中国財政部、中国人力資源社会保障部は共同で「大学生西部ボランティアサービス計画」を実施。これまで10回に渡り、計17万人以上の大学卒業生をボランティアとして、中西部に派遣している。
「人民網日本語版」2012年8月2日