中国の各指導者にも五輪に対するそれぞれの思いがある。普段は厳粛なイメージが強い政治家たちだが、スポーツの場になると、非常に親しみの持てる姿に変身するのをご存じだろうか。そして、単に「スポーツファン」というだけでなく、自身もスポーツが趣味という政治家も多い。例えば、胡錦涛国家主席は卓球、温家宝総理はバスケット、習近平国家副主席はサッカーがそれぞれ得意だ。「人民日報」が報じた。
▽胡主席「もし五輪に参加できるなら卓球を選ぶ」
中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトによると、胡主席は北京五輪を目前に控えた2008年8月1日、25カ国メディアの共同インタビューに応じ、率直で理性的かつ熱意にあふれる態度でユーモアも交えながら、北京五輪や中国の発展について外国人記者の質問に答えた。