深セン航空(ZH)は31日未明、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」で「30日夜10時29分(日本時間同11時29分)、ZH9706便が離陸した後、脅迫を受け、安全確保のため、同11時22分、近くの武漢天河国際空港(以下「武漢空港」)に緊急着陸した」と発表した。現在、公安部が調査を始めている。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。
同事件を受け、武漢空港とZHは、旅客がホテルに泊まり、31日に振り替え便で深センに向かえるよう手配したという。
湖北省の襄陽(じょうよう)劉集空港から深センに向かうZH9706便は、夜9時50分に離陸し、夜11時45分に深セン宝安国際空港に到着する予定だった。飛行機はエアバスA320型機。
武漢空港は31日未明、ミニブログで「30日夜10時29分、襄陽から深センに向かうZH便は離陸後に匿名の脅迫電話を受け、夜11時22分、武漢空港に無事緊急着陸した」と公表した。
同ミニブログによると、「ZH9706便はキャンセルされ、旅客や乗務員らは宿泊の手配などを受けた。武漢空港のほかの運行には影響は出ておらず、詳しい状況に関しては公安部が調査を進めている」。
「人民網日本語版」2012年8月31日