NTTドコモは今年から、中国モバイルとスマートフォンのアプリケーションソフトの相互提供を開始する。NTTドコモはすでに中国の大手検索サイト百 度と連携し、中国のユーザーにゲームを提供し、全面的に中国市場開拓を始めている。
NTTドコモは中国モバイルが運営するウェブサイトを使い、数十のアプリケーションソフトを販売する。中国モバイルもNTTドコモの協力で日本でアプリケーションソフトを販売する。また、ソフトの内容を相互の言語に翻訳し、ユーザーに使いやすさを提供する。NTTドコモが販売を予定しているソフトの価格は無料から何百元までと幅広い。
現在、中国の携帯電話加入数はすでに10億件に達している。高速通信サービスを利用する人も増加している。3分の1のユーザーはモバイルネットを利用しており、これにともないアプリケーションソフトの販売も増加。ドコモは7月、百 度と中国でコンテンツ配信会社を成立、DeNAなど複数社のゲームを販売する。
ドコモは2015年まで海外のコンテンツ配信とサービス提供の売上高を今の20倍にまで高め、2000億円にしたいと計画している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月7日