このほど、「北京市が世界最長バスを購入予約した」という情報が、ネットで広まり、ネットユーザーのあいだですぐに話題になっていた。この最長公共バスがもし北京で運営された場合の採用線路や乗車券のねだんについて憶測が飛んでいた。しかし、北京公共交通グループは、購入予約の存在を否定している。北京市交通委員会は「まだ指示は受けておらず、具体的なことは全く知らない」と説明している。
ネットユーザーからはさまざまな意見が出ている。長さは31メートル、4つの方向転換軸があって、256人を載せることができるバスの安全性を心配する人もいる。ネットユーザの「口口蛙」さんは、「このような長いバスは非常に高度な運転手の技術を要求とするだろう。」とコメントし、「ceo001」さんは「交通信号が2、3回変わっても、このバスはまだ角を曲がりきれないだろう。」と冗談を交えてコメントした。
この同様なうわさも上海で出ていたが、上海市交通港局関連責任者が現地のメディアに、この情報はまったく聞いたことがないと取材に答えた。また、上海市最大の公共バス会社2社と浦東公共交通会社は、このバスの購入予約の事実はないと明確に返答している。
関連ニュース:
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月7日