中秋・国慶節の「ダブル連休」迫る 観光地の入場料高騰

中秋・国慶節の「ダブル連休」迫る 観光地の入場料高騰。 中秋・国慶節の「ダブル連休」迫る 観光地の入場料高騰

タグ: 連休 観光地 入場料

発信時間: 2012-09-20 15:28:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

四川省発展・改革委員会(発改委)はこのほど、省内の観光名所・峨眉山風景区の入場料を値上げすると発表した。大人1人の入場料は一回につき、オンシーズン185元(2300円)、オンシーズン110元(1370円)。峨眉山の値上げは半年後に実施されるため、目前に迫る国慶節(建国記念日)連休を狙ったものではないが、この5カ月の間に多くの国内観光地が値上げを行った。値上げ幅は軒並み20%を上回り、中には2倍にまで跳ね上がった観光地もある。経済参考報が報じた。

入場料値上げが実施された最近の例として、山東省棗庄市台児庄古城風景区は4月1日より、100元(1250円)から160元(1990円)に引き上げた。また、江蘇省揚州市痩西湖風景区の入場料は来月10日より、120元(1490円)に値上げされる。現行価格は、オフシーズン60元(750円)、オンシーズン90元(1120円)。

最高ランクである「国家5A級」観光地の入場料として心理的に受け入れられる金額をネット上で調査したところ、「100元(1250円)まで」と答えた人は9割を上回った。このうち61%は、「60元(750円)以内なら合理的で納得できる」としており、200元(2500円)以上の入場料を受け入れられるとした人はほぼ皆無だった。回答者は入場料値上げの風潮に強い警戒心を示している。観光地は「入場券収入」だけをあてにする時代はもう終わりに近づいていることを肝に銘じ、経営多元化を目指す必要がある。

 

「人民網日本語版」2012年9月20日

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