中国遼寧省瀋陽市で24日に開催された「全国第1期党支部書記フォーラム年次総会」において、現役の大学生村官(大学卒業後、農村において村のリーダーの補佐役として働く若者)の数は、全国で21万2千人に達したことが明らかになった。うち3万人余りが、約2万の「豊かになるプロジェクト」を指導・参与し、6451の各種専門合作社(協同組合)を創設、村民24万3千人の就業ポストを提供した。人民日報が報じた。
2008年4月から現在までの間に、全国で大学生村官の職に就いた大学卒業生は21万2千人に達し、8万2千人が村の「両委員会(党委員会と村民委員会)」の幹部を担当している。このうち、3221人が村の党委員会組織部書記を、1839人が村民委員会主任に就任した。3151人が郷・鎮指導チームに入り、47人が県直属部門指導チームに入った。7537人が郷科級予備幹部に、531人が県級予備の幹部に、それぞれ名を連ねた。37人が省(自治区・直轄地)級党代表大会の代表となり、4人が中国共産党第18回全国代表大会の代表に選出された。大学生村官は、いまや基底組織の新戦力、党・政府幹部チーム要員の有力候補、新農村建設という大舞台の主力軍となった。
「人民網日本語版」2012年9月25日