2012年10月14日、中国の大手ポータルサイト・網易(NETEASE)が例年実施している「中国男性の人物像」に関する調査結果が発表された。
インターネット上で男性109万人、女性59万人に、中国人男性の人物像・本心・消費傾向に関する回答を募ったもの。経済問題に疲弊し、ストレスに悩む人物像が浮かび上がる結果を踏まえ、人気ベストセラー作家で女性問題に詳しい趙格羽(ジャオ・ゴーユー)氏が、自身のブログで「中国人男性はお金がなくて恋愛や結婚ができない」と論じた。以下はその概要。
中国の男性は疲れ、ストレスを感じている。実に76%が「過大なプレッシャーを抱えている」と考えているが、その原因となっているのは「薄給のうえに持ち家購入費が高い(35.6%)」「職場のストレスが強く、仕事が不調(19.4%)」「以前ほど体力がなく健康でない(11.2%)」とのこと。彼らが最も関心を寄せるできごとは「どうやったら収入が増やせるか(55.0%)」であり、最も多いお金の使い道は「家と車のローン返済(21.9%)」とのことである。
日々、経済的ひっ迫に追われる彼らが、自身の身支度に費やす時間は「1日15分以下(88.1%)」であり、最も好むファッションは「Tシャツとデニム(33.6%)」である。最も幸せだと思うことは「リラックスできる快適な旅行(24.7%)」だが、「1年間に行った旅行の回数はゼロ(40.6%)」というのが現状。