河北省石家荘市では今月23日から、「赤信号を無視して道路を横断する」「横断歩道を歩かない」「交差点を勝手気ままに横切る」「ガードレールを乗り越えて歩く」など、交通ルールを守らない歩行者に対し、50元（約640円）以下の罰金が科されることとなった。罰金支払いを拒否する者に対しては、交通警察部門はさまざまな手段を講じ、交通ルール厳守教育を徹底する構えだ。法制日報が伝えた。

　石家荘市精神文明弁公室、市公安交通管理局、共産主義青年団石家荘市委員会はこのほど、10月23日から2カ月間、市街地を対象エリアとして、「赤信号では道路を横断しない、交通マナーを守る石家荘市民」をテーマとした交通安全教育キャンペーン活動を行うことを決定した。市交通管理部門は、キャンペーン期間中、市街地のモデル交差点10カ所に、人民警察官・協力管理員・交通ボランティアを配置し、自転車と歩行者の交通違反行為を厳しく取り締り、安全でスムーズな市民の外出を誘導する。一連の整備活動を通じ、自転車と歩行者の交通ルール遵守率を、公安部・建設部の渋滞解消プロジェクト一級管理基準（自転車90％以上、歩行者85％以上）に引き上げることを目指す。今後は、今回のモデル交差点10カ所での自転車・歩行者特別取締りの経験を活かし、全市内の交差点にも普及していく計画という。