自民党総裁の安倍晋三氏も故郷に帰り祖父の墓参りをした。
日本を歩いていると、都市でも農村でも、密集した住宅地やビル群が連なっているような場所でさえも墓地を見かけることがよくある。日本人は頻繁に祖先の墓に行き、先祖に「打ち明け話し」をする。政治家も自分の政治人生の大きな節目には故郷に戻り先祖の墓参りをする。
政治家は功名をあげ祖先に報いるために墓参りする
日本人は毎年、春分、秋分、お盆の時期にきまって墓参りをする。これ以外にも、日本人には墓参りによく行く習慣がある。たとえば、出世、結婚、出産など人生の節目には、先祖の墓参りをして報告をする。政治家にはさらに祖先の墓参りをする伝統がある。安倍晋三は12月22日に故郷である山口県長門市油谷に帰り、父である前外相の安倍晋太郎と母方の祖父である元首相の岸信介の墓に参り、自分が総裁を務める自民党が衆議院選で勝利を勝ち取り、政権を奪還したという報告をしたばかりだ。10月6日にも、安倍氏は故郷に帰り自分党総裁に選出された報告のために墓参りをしている。
麻生太郎も首相就任後、東京にある青山墓地に行き、母方の祖父で元首相の吉田茂の墓参りをしているという。民主党の党首を務めた鳩山由紀夫も民主党初の首相に選出された時、妻とともに東京の谷中霊園にある祖父で元首相の鳩山一郎の墓参りをした。
庶民の墓参りは心のよりどころ
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月26日