地図出版社が初めて発行した縦長版「中国地形」では、陸と海が一体化され、南海諸島で百以上の主な島や暗礁、浅瀬などが明記されている。これまでの横版の中国地図では、南海諸島の詳しい状況は右下の「略図枠」で表示されていた。
中国の版図が南北と東西でどちらがより広いか知っているだろうか。私たちが見慣れている横版地図では、東西が広いと答えやすいが、実際は南北がより広いというのが正解だ。中国地図出版社が最近発行した新出の縦長版中国地図では上記の問題が一目でわかるようになっている。縦版の地図はもっと直観的な形式で全景で中国の領土を表示している。
南海諸島は全体を表示
2013年新版の「中華人民共和国全図」では、以前横版の地図には右下で縮尺図で差し込まれていた南海諸島の全体が表示され、中国の大陸と連続していることがわかる。地図には、南海諸島の主な島、暗礁および周辺の島国、島や暗礁などの地理上の位置関係がはっきりわかる。地図社のスタッフはこの新しい縦長版の中国、世界地図のほうが見やすく、会社や学校、一般市民家庭での掲示に適しているといっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月7日