大阪の繁華街
8日、日本メディアの報道によれば、日本で犯罪率が最も高い町はどこかといえば、疑いなくそれは大阪府だという。その原因を探ってみた。
これまでの統計データによれば、2003年、大阪府で発生した強制わいせつ事件は1250件とやや減少傾向にあったが、2009年また増加し始め、2012年11月現在ではすでに1177件と全国最多になっている。2位の東京都よりも300件も多く、被害者の多くは児童や弱者の女性だ。
大阪府の繁華街の犯罪率がこのように高いのはなぜなのか。この地域の防犯を専門に行っているStep総合研究所の清永奈穂所長は、主に文化と経済の二重の影響があると分析している。
清永所長は「大阪という地域に住む市民の性格は比較的明るく、ある程度のふざけや奔放な行為を許す傾向があります。これは大阪独特の雰囲気といえます。また、大阪は市民の貧富の差がはっきりしていて、生活に困っている人が多いこと。それに、大阪の町は横筋が多く街灯が少ないので、犯罪の温床となりやすい条件となっています。」と説明する。
2012年から、大阪府警は強制わいせつ事件対策を強化している。2012年11月末までで、検挙された強制わいせつ事件の犯人は246人と同期比で15%増加している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月9日