1月29日早朝、北京市天安門広場で濃霧の中、国旗掲揚式を見守る人々。この日も北京では濃霧が続き、深刻な大気汚染に見舞われた。
中国中東部の十省(区、市)以上が、30日から広い範囲で濃霧に見舞われた。この日、中国環境保護部に取材したところ、ここ24時間以内に中国中東部エリアで濃霧に覆われた地域は143万平方キロと北京市、天津市、河北省、河南省、山東省、江蘇省、安徽省、湖北省、湖南省などに及んだ。
29日、北京市は大気汚染緊急措置を発令、厳格に公務用車輌30%の使用中止、103社の重点汚染源企業の生産停止、残土輸送用車輌の交通規制を実施した。
气象部門は今後3日間、広い地域で気温が低下、中国中東部地域では降雪、降雨になると予報している。2月1日から濃霧は徐々に南に拡散し、明らかに好転するとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月31日