香港ディズニーランドは18日、2012会計年度の決算報告を発表し、12年9月29日までの純利益が13億円に達し、開業7年目で初めて利益を上げたことを明らかにした。
香港ディズニーランドの12年度の売上高は42.72億香港ドルで、2011会計年度より18%増加した。入園者数は670万人で最多記録を更新し、ホテルの客室稼働率は92%に達した。また、入園者の平均消費額は6%増加した。
ディズニーランド側は、適切な増築、力強い販売と市場普及の取り組み、効果的なコスト管理などが黒字となった主な理由だと説明。12年度の入園者のうち、香港の住民は33%、大陸からの来園者は45%で、残りの22%は海外や東南アジアからの来園者だった。
ディズニーランドは香港の経済に大きく貢献している。来園者の香港での消費支出対GDP比が0.42%に達したほか、2万4500人の雇用を創出し、香港社会や観光業、ホテル業などを活性化させた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」